圧力鍋の購入を検討しているものの、選び方が分からないという方は少なくないでしょう。
圧力鍋は数多くのメーカーから販売されていますが、圧力鍋を選ぶ際にまず決めておきたいのが「おもり式」と「スプリング式」のどちらにするのかです。
おもり式とは、水蒸気の吹き出し口におもりが付いているタイプで、圧力がかかると「シュッシュッ」という音が鳴るのが特徴です。
一方のスプリング式は、蒸気口に備わっているバネで圧力調整するタイプで、圧力がかかっても音がほとんどしません。
しかし、音がしないので圧力がかかったタイミングが分かりにくいという側面があるので、圧力鍋を始めて使う方はおもり式がおすすめです。
また、材質も圧力鍋の選び方で押さえておきたいポイントです。
圧力鍋の材質は、主にアルミとステンレスの2種類がメインとなっているのですが、アルミは熱伝導率が高いため調理時間を短縮できるものの、保温性が低いので料理が冷めやすいという欠点があります。
一方のステンレスは圧力がかかるまでに時間がかかるものの、アルミよりも保温性に優れます。
圧力値も圧力鍋を選ぶ際にチェックしておきたいポイントです。
圧力値が高いほど鍋の中の温度が高くなるため、調理時間の短縮につながりますが、基本的には圧力値が高いものを選択するのがおすすめです。
なお、近年は高圧と低圧を切り替えられるタイプも登場しているので、このような圧力鍋を選択するのも良いでしょう。